この記事では「マナーマ(バーレーン)からダンマン(サウジアラビア)へのバス移動の方法」について解説します。
バーレーンは島国ですが、「キングファハド・コーズウェイ」という道路(橋)によって、アラビア半島へつながっています。なので、マナーマから対岸のダンマンやアル・コバールへはバスで行くことができるのです。
チケット購入場所
バスのチケットはマナーマ中心部の西にあるSAPTCOのオフィスで購入します。
僕は前日に購入しましたが、満員ではなかったし当日でも行けそうな雰囲気でした。

繁華街に近く、割と便利な場所にあります。
建物の裏手にあるので、大通りからぐる~っと回り込んで↑の入口を見つけてください。
時間・料金
2025年1月時点で、マナーマ→ダンマンの国際バスは
・12:00発
・22:00発
の、1日2本しかありません。料金は80SAR(約3,100円)(+クレカ使用時は数%のクレカ使用料)。
国境の出入国を入れても所要2時間程度。
深夜についても仕方が無いので、僕は12時発に乗りました。
出発場所
出発場所は、チケットを買ったSAPTCOのオフィスの真ん前の駐車場。

出発の1時間くらい前にはバスが横づけされているので、すぐわかると思います。
前日購入したチケットはチェックインが必要らしく、当日はまずオフィスに行って受付の人にチケットを見せ、処理してもらう必要があります。
出入国
出入国は、バーレーンとアラビア半島をつなぐ「キングファハド・コーズウェイ」の真ん中にある人工島、通称「パスポートアイランド」で行います。

出入国審査はめちゃくちゃスムーズで、顔写真・指紋の採取以外はほぼ何もなし。
島についてから審査・荷物検査を終え、島を出るまでで約45分。
ちなみに、バーレーン出国・サウジアラビア入国ともスタンプは無しでした。
到着場所
到着場所は、SAPTCOの国際バスオフィス近くの路上。

本当に単なる路上で、路線バスの停留所も遠く、タクシーの客引きなども皆無。なので、ウーバーなどのタクシーアプリを使うか、歩いていくしかありません。
ちなみに僕は、宿まで2㎞ほど歩きました…。
ダンマンからの移動
マナーマからのバスの到着場所から東へ3㎞くらいの場所に別のバスステーションがあり、そこから国内各地へのバスが出ています。

ダンマンには鉄道や空港もありますが、どちらも街の中心部からは離れているので、リヤドなどの国内近・中距離移動ならここからバスに乗るのが安くて便利だと思います。
マナーマへ戻る場合は、マナーマ到着時に降りた「SAPTCOの国際バスオフィス」の方からになります。
さいごに
サウジアラビアを旅行するついでに近くの国も行ってみたいと思うなら、バーレーンは結構おすすめです。ビザもアライバルでクレカをピッとするだけですし。
今回紹介したように陸路国境越えも楽だし、リヤドまでもダンマンから列車で4時間、バスでも6時間で行けます。
注意するのはバスの到着場所くらいですかね。僕は最初ダンマンのバスステーションに行くものだと思っていましたが、SAPTCOオフィス近くの路上で降ろされ、面食らいました。
一応、ウーバーかカリーム(中東のウーバーみたいなやつ)のアプリは入れておいた方が安心です。
まあ中東のお金持ち国ですので、インフラは整っていますし、人も親切なのでそんなに困ることは無いと思いますよ!
それでは、また!