「ウサギ島」として有名な、広島県の「大久野島」。
先日訪問してかなり良かったので、これから行く人向けに色々情報を書いて行きたいと思います。
(※2026年4月時点での情報です)
基本情報
所在地:広島県竹原市忠海町
人口:21人(2020年/国勢調査)
広さ:0.7㎢
周囲:4.3km
年間訪問客数:約18万人(2024年/竹原観光まちづくり機構)
大久野島はかなり小さい島で、ぐるっと1周するだけなら1時間もかかりません。
休暇村(ホテル)の従業員などは居住していますが、「定住者」はいないので、定義としては「無人島」になります。
ちなみに、「ウサギが観光のメインになってる島」は世界でもここだけらしいです。
行き方
大久野島へ行くルートは、以下の3つ。
①忠海港からフェリー
②三原港からフェリー(※休止中)
③大三島盛港からフェリー
②の三原港から高速船で行く方法(ラビットライン)は2026年5月現在休止中。
③の大三島から行くのは四国在住の方か、「しまなみ海道」の観光のついでに寄る人くらい。
なので今回は、多くの人が利用するであろう①の忠海ルートについて解説します。
まずはJR忠海駅へ

まずはJR忠海駅を目指しましょう。
大都市からなら、近隣の福山や広島などへ飛行機や新幹線で移動し、そこから1時間ほど電車に乗って忠海駅へ。
忠海駅は停車する列車の本数が少ない(1時間1本程度)ので気を付けましょう。
駅から港へ

次に忠海駅から忠海港へ移動。徒歩約4分、350mくらいと至近です。
駅を出て、東からぐるっと回りこみます。

忠海港へ着いたら、自販機でフェリーのチケット(乗船券)を購入。

大久野島までは片道370円。
往復で買っても740円と割引はありません。

本数は、離島行きのフェリーにしては多め。
1時間に1本くらいあるので、日帰りもできます。
フェリー乗船

フェリーが来たら、係員にチケットを見せて乗船開始。

定員300人とそこそこ大きい船です。
大久野島到着

約15分で大久野島の第2桟橋へ到着。

フェリーの到着に合わせて、休暇村(ホテル)行きの無料バスも来ています。
休暇村までは歩いても10分くらいなので、別に乗らなくても大丈夫。
宿泊・食事
「休暇村ホテル」内に、レストランや売店があります。
後は、第2桟橋に小さな売店と自販機コーナーがありますが、それ以外は基本何もありません。
休暇村(宿泊)

「休暇村」は、休暇村協会が運営する宿泊施設チェーン。
島唯一の宿泊施設なので、島に宿泊するならここに泊まるしかありません。
シーズンにもよるけど、ホテルの部屋1泊約2万円から。

休暇村の運営するキャンプサイトもあり。
僕はホテルに1泊2万も出せなかったので、ここで「手ぶらキャンプ」というプランで宿泊しました
・キャンプサイトのウッドデッキ付き設営済みテントに宿泊
・ホテルの入浴券1枚付き
・トイレ、炊事棟も近くにあり
・調理器具や食器類もあり、食材さえ持ってくればバーベキューも可能
・タープ、コンロ、テーブル、椅子、ハンモックなども設置済み
・ランタン、ソーラーバッテリーなどから充電も可能
・Wi-Fiは無いけど、ホテルのロビーで可能
これで1泊11,700円でした。

ベッドはふわふわのエアーベッドで、毛布も複数枚あり。
とても寝やすかったです。
レストランUSANCHU(食事)
島内の食堂は2か所で、いずれも休暇村のロビーにあります。
一つは「レストランUSANCHU」。
宿泊者の朝食・夕食会場にもなる、ちゃんとした感じのレストラン。
高そうだったので僕は利用しませんでした。
USANCHUカフェ(食事)

もう一つは、お土産屋の隣にある「USANCHUカフェ」です。
値段もレストランよりは手ごろで、サービスエリアのフードコートのような感じ。
カレーやうどん、ソフトクリームなど軽食が食べられます。

この辺りはタコが有名なので、タコを使ったメニューも多いです。
僕はタコ天カレー(850円)を注文しましたが、「具無しカレー」にタコ天を4つ乗せただけ。味は普通でした。
ウサギのエサ
大久野島は島内にウサギのエサを売ってるところは無かったので、事前に買っておきましょう。

僕は準備してなかったので、忠海港近くのお店で購入。
駅から徒歩5分くらいのところにある、「スーパーマミー」というミニスーパーです。

小袋のペレットが1つ100円。
ここで1袋だけ買いましたが、大久野島のウサギたちは食欲旺盛で、すぐなくなりました。2袋でちょうどいいくらいだったかも。
ペレットは忠海港の待合室でも売ってたので、そっちで買ってもいいかもしれません。
まあ、売り切れの場合もあるでしょうし、家から持っていった方が安心は安心です。

ウサギのエサは、小松菜・チンゲン菜・ニンジンなどの野菜か、ウサギ専用のペレット(ドライフード)にしましょう。
ネギ・イモ・アボカド類はダメ。人間の食べ物やお菓子ももちろんダメです。体調不良の原因になります。
ウサギスポット
大久野島のウサギスポットはこんな感じ。
ウサギがいた場所をマークしてみました。「赤のウサギマーク」が特に多いところです。

とはいえ、正直「うさぎスポット」なんてあまり考えなくてOK。
現在、大久野島には500羽以上のウサギがいるので、大体どこでも会えます。
「展望台付近の高所」や「島の北側」はやや少なかったけど、それでも「全くいない」というわけではありません。

「第2桟橋」から「休暇村」までの間(島の南側の道路沿い)が、一番ウサギが多いエリア。
おそらく、人通りが多くエサがもらいやすいので、この辺りに密集してるんだと思います。
島の北側にぽつぽついるウサギは、縄張り争いに敗れた個体だとか…。
歴史スポット
「ウサギ島」として有名な大久野島ですが、「毒ガスの島」というもう一つの顔があります。


大久野島は1929年ごろから第2次大戦終戦まで、旧日本軍の毒ガス製造拠点でした。
島には、発電所・研究所・貯蔵庫などの跡が残っています。

毒ガスに関する資料館もありますので、興味のある方は行ってみましょう。150円と入館料も安いです。
展示は少なめですが、当時の「ずさんな安全管理」で悲惨な事故に合った方々の手記など、貴重な資料が見られます。
内容が内容だけに、少し暗い気持ちになりますが…。
注意点

フェリー内や島内には「注意書き」が掲示されているので確認しておきましょう。
ウサギに関しては、
・ウサギに触らない
・手から直接エサをあげない
・食べ残したエサは持ち帰る
・道路上でエサをあげない
など。
ウサギは「接触によるストレス」に弱いですし、骨折もしやすいので抱き上げるのは厳禁です。

とはいえすぐ近寄ってくるし、膝の上にも登ってきます。
急に動いてウサギを落としたり、驚かせないようにしましょう。
動画(Vlog)
Vlogも作りましたので、雰囲気を知りたい方はどうぞ。
さいごに

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
大久野島に行く前は、猫島(佐柳島と真鍋島)に行っていたのですが、とにかくギャップがすごかったです。

猫島の猫は数も少なく気まぐれで、エサをあげようとしても寄ってこなかったりしますが、ウサギはどこにでもいるし、ガンガン寄ってきます。
無人島なので住民の方の目を気にすることもありませんし、広範囲にたくさんいるので他の観光客と「ウサギの取り合い」になることもありませんでした。
逆に、猫島よりダメなとこは、どこも穴だらけで糞だらけだったことくらい。

本州からも15分と近くて便利だし、キャンプサイトも晴れてたら最高だったでしょう…(雨でした)。
とくにウサギが好きと言うわけでもなく、猫島の「ついで」で行った大久野島でしたが、めちゃ楽しかったです。
これから行く方の参考になれば。
それでは、また!
