この記事では、マチュピチュ村🇵🇪への徒歩ルート、通称「スタンドバイミー・ルート」についてお伝えします。
(※2025年10月時点での情報です)
基本情報
「スタンドバイミー・ルート」とは?


「スタンドバイミー・ルート」とは、マチュピチュへ向かう際のルートの一つ。
サンタテレサ南西の「水力発電所」から、「マチュピチュ村(アグアス・カリエンテス)」まで、線路沿いを歩いて行くルートのことです。

映画『スタンドバイミー』(1986年)の線路シーンに似ているため、こう呼ばれるようになったそう。
ちなみに「スタンドバイミー・ルート」と呼んでいるのは日本人だけで、現地人や他国の旅行者には通じません。
列車で行くよりかなり安い

多くの旅行者は「インカレイルなどの列車」で、クスコやオリャンタイタンボからサクッと移動してしまいます。
対して「スタンドバイミー・ルート」は、「バス+徒歩」なので列車より安く行けるのがメリット。
・水力発電所往復(バス):90ソル(約4,200円)
・マチュピチュ駅往復(列車):最低120ドル(約20,000円)
水力発電所からマチュピチュ村までは徒歩3時間程度。道も平坦で、思ったほどきつくありませんでした。
途中の景色もすばらしいですし、節約したい方・歩くのが好きな方は「スタンドバイミー」がおすすめです。
水力発電所への行き方
「スタンドバイミー・ルート」のスタートは、サンタテレサ南東の「水力発電所」(hidroeléctrica)。
なので、まずは水力発電所まで行かないといけません。
多くの旅行者はクスコからの直通バスで行きますが、他にも行き方はあります。
①クスコ→水力発電所
②クスコ→オリャンタイタンボ→水力発電所(おすすめ)
③クスコ→サンタテレサ→水力発電所
①クスコ→水力発電所
クスコからのダイレクトバスで水力発電所まで行くルートです。
この場合、クスコの旅行会社で手配する形になります。
最もメジャーなルートなので、迷うこともありませんが、出発が早朝なのが難点(朝6時とか)。
水力発電所までバスで6時間ほどかかり、そのあと徒歩で3時間なので結構疲れます。
②クスコ→オリャンタイタンボ→水力発電所(おすすめ)
僕自身は②のオリャンタイタンボ経由で行きました。
まずクスコからオリャンタイタンボへ移動し、宿泊。

その後、オリャンタイタンボの旅行会社で水力発電所行きのバスチケットを買い、クスコからのバスに途中乗車します。
クスコから乗るより朝遅くていいし、乗車時間も1.5時間ほど短いです。

オリャンタイタンボには遺跡(世界遺産の一部)もありますし、アルパカもいます。
僕は数日滞在しましたが、のんびりしてて良かったですよ。
③クスコ→サンタテレサ→水力発電所
クスコから、水力発電所近くの街「サンタテレサ」まで、コレクティーボ(ミニバス)などで自分で移動することもできます。
直通バスは無いので、クスコ→オリャンタイタンボ→サンタマリア→サンタテレサなどを経由。ローカルバスを乗り継いで、数日かけて行くことになります。
時間に余裕のあるバックパッカー向けですね。
「スタンドバイミー・ルート」の歩き方

所要時間:2〜4時間
距離:約10km
標高:2,000m前後(ほぼ平坦)
路面:砂利道
お店・トイレ:ほぼ無し
スタート:水力発電所

スタートは水力発電所近くの駐車場。クスコなどから来たバスは、ここに到着します。
レストランや売店もあり。帰りのバスもここから出ます。

最初、線路に出るまでがちょっとわかりにくいですが、案内板を見たり、周りの人に聞いたりしていけば大丈夫。
スマホの電波もあるので、地図アプリを見ながら行けば何とかなります。
道中

線路沿いに出てしまえば、道に迷うことはありません。あとは線路に沿って歩くだけ。
マチュピチュ村までは約10km・3時間の道のりです。

道中は、お店はほとんどありません。マチュピチュ村の手前2kmくらいの場所に、ぽつぽつあった程度。
あと、線路は現役なので列車がちょくちょく通ります。轢かれないように気を付けましょう。
ゴール:マチュピチュ村

ゴールはもちろんマチュピチュ村(アグアス・カリエンテス)。
線路沿いを歩いていると、最後はそのまま村の西側に入ります。

僕の時はバスが遅れた上、のんびり歩いてたので、村に着く前に日が落ちてしまい焦りました。
バスのスケジュールの関係上、水力発電所に着くのは昼前後になるので、あまりのんびりしすぎると歩いてる途中で暗くなってしまいます。
まあスマホのライトでなんとかなりましたが、ちゃんとしたライトを用意しておいた方が安心です。
注意点
最後に軽く注意点。
このルートは平坦だし難易度は高くないけど、軽めのトレッキングくらいの準備は必要です。
・水や行動食
・歩きやすい靴
・レインウェア
・ヘッドライト
などは最低準備しましょう。
雨季(1月〜3月)は道が悪くなるので、靴やレインウェアはそれ用のものを。
あとは、既出ですが走行中の列車に当たらないよう注意。線路にはなんの囲いもないので、自分で避けるしかありません。
必ず「避けられるだけのスペース」はあるので、落ち着いて行動しましょう。
動画
動画(Vlog)もありますので、雰囲気を見たい方はどうぞ。
「オリャンタイタンボから水力発電所への移動」は(0:15~1:15)、「スタンドバイミー・ルートでトレッキング」は(1:16~3:03)あたりです。
まとめ
・約3時間歩きだけど、道は平坦なので意外とキツくない
・列車で行くより大分安い
・オリャンタイタンボ経由で行くのがおすすめ
・軽いトレッキング程度の準備は必要
以上、「スタンドバイミー・ルート」の解説でした。
僕は節約したくてこのルートを選びましたが、思ったより楽だったし、景色も良かったのでおすすめ。
列車で行くのは楽だけど料金が高いので、節約したい方、自然が好きな方、歩くのが好きな方は、検討の余地があると思いますよ!
一緒に歩く人がいれば、なお良しです。参考になれば。
それでは、また!
