この記事では、昨年行ったボリビアの2大日本人移住地、オキナワとサンファンについて書こうと思います。
思ったより日本文化が残ってて驚いたし、資料館も良かったです。
これから行こうと思ってる方、興味のある方の参考にしていただけると嬉しいです!
(2025年11月当時の情報です)
オキナワ移住地
基本情報

「オキナワ」(コロニア・オキナワ)は、ボリビア東部のサンタクルス県にある日系移住地。
第二次世界大戦後、人口増加や経済的な事情から、沖縄から多くの人がボリビアへ開拓移民として渡りました。
当時はまだジャングルだったこの土地を開拓し、作られたのがこの町です。


人口約1万人のうち、約900~1,000人が日系人。
ボリビア有数の大規模農業地帯で、大豆や小麦がよく採れるようです。
現在も、学校では日本語教育が行われたり、沖縄のエイサーなどのお祭りも定期的に開かれているようで、日本文化も結構残っているよう。
アクセス(サンタクルス→オキナワ)
サンタクルスからオキナワに移動するには、まずモンテロへ行って、そこから「オキナワ行き」に乗り換える必要があります。
①サンタクルス→モンテロ
②モンテロ→オキナワ
という移動になりますね。
①サンタクルス→モンテロ

モンテロ行きシェアタクシー(トルフィ)乗り場はここ↑。
サンタクルスのセントロから、やや南西にあります。
モンテロまで約1時間、12BOB(280円)です。
到着はモンテロ中心部の、ヘルマン・モレノ市場あたり↑。
オキナワやヤパカニ行きのシェアタク乗り場にも近く、便利です。
②モンテロ→オキナワ

モンテロの「オキナワ行きシェアタク乗り場」はここ↑。
「オキナワ乗りば」という、わかりやすい名前でグーグルマップにも登録されています。
オキナワまで約1時間。12BOB(約280円)。
オキナワ中心部のシェアタク乗り場に着きます↑。
オキナワの宿

僕がオキナワで泊まった宿は「Hostal La Pascana」。
バストイレ共同のトリプルルームで1泊100BOB(約2,300円)。
エアコン付き。Wi-Fiがやや弱めなのが気になったくらい。


ほぼ町の中心の大通り沿いで、シェアタク乗り場も近い。
客は僕一人だったので、快適に過ごせました。
オキナワ・ボリビア歴史資料館

オキナワに来たら是非行きたいのが「オキナワ・ボリビア歴史資料」。
・開拓時代の農具や生活用品
・入植当時の文書や記録
・移民船や移住計画に関する資料
・洪水や病気など、開拓時代の苦労を伝える展示
など、オキナワと日本人移住地を理解するための貴重な資料が見られます。
サンファンの資料館より規模も大きいし、こっちの方がおすすめ。
まあ、僕は振替え休日で見れませんでしたが…
サンファン移住地
基本情報

「サンファン」(コロニア・サンファン)は、ボリビア東部のサンタクルス県にある日系移住地。
オキナワと同じく、第二次世界大戦後の日本の人口問題の解決と、ボリビア政府の開発政策の一環で、日本人移民が入植してできた町です。


現在の人口約1万人のうち、約700~800人の日系人で、米と卵の生産地として有名。
オキナワと同じく、現在も日本語教育や日本のお祭りなども開かれており、日本の農村文化が受け継がれています。
アクセス(オキナワ→サンファン)
オキナワからサンファンへ行く場合は、モンテロ・ヤパカニと2回乗り換え。
①オキナワ→モンテロ
②モンテロ→ヤパカニ
③ヤパカニ→サンファン
サンタクルスから直接サンファンへ行く場合も、サンタクルス→モンテロ→ヤパカニ→サンファンと2回乗り換えが必要です。
①オキナワ→モンテロ

町の中心部の「シェアタク乗り場」から出発。
モンテロまで約1時間。12BOB(約280円)。
モンテロの到着場所は、来た時と同じ「オキナワ行きのシェアタク乗り場」。
②モンテロ→ヤパカニ

「ヤパカニ行きのシェアタク乗り場」↑は、「オキナワ行きの乗り場」から歩いて5分くらいと至近。
ヤパカニまで約1時間、15ボリ(約350円)。
到着はヤパカニの大通り沿い↑。プラザ周辺に降ろされます。
③ヤパカニ→サンファン

サンファン行きのシェアタク乗り場は、大通りから少し入ったところ。
結構わかりにくかったので、周囲の人に尋ねながら行きました。
サンファンまで約20分。6ボリ(約140円)。
到着するのは、サンファン中心部からやや西のこのあたり↑。
アクセス(サンファン→サンタクルス)

サンファンからサンタクルスへは、来た時と同じようにヤパカニとモンテロを経由して戻りました。
①サンファン→ヤパカニ
②ヤパカニ→モンテロ
③モンテロ→サンタクルス
来た時の逆に行けばいいので、詳しい説明は省きます。
ヤパカニからサンタクルスは直通のトルフィ(シェアタク)もありそうだったので、探してみてもいいかもしれません。
サンファンの宿

サンファンの宿は「Residencial cambulos」。
シャワー・トイレ・エアコン付のツインルーム。1泊120ボリ(約2,800円)。

バスタオル・ペーパー・ソープ付き。そこそこ清潔で、Wi-Fiもまあまあ早い。シャワーは水だったけど、暑いので問題なし。
サンファンの西のはずれにあり、街の中心までは徒歩10分とやや遠い。
日系移民博物館



サンファンにもオキナワほど大きくはないけど、資料館(博物館)があります。
「サンファンの開拓史」を中心に、時系列に沿って写真やパネルが飾られています。


敷地内の慰霊碑には、小泉元首相のメッセージも。
お祭りの際に使用する体育館などもありました。

資料館に入るには、まず「日本ボリビア協会」のオフィス↑に行って書類に記入し、鍵を開けてもらわないといけません。
いきなり資料館に行っても中には入れませんので、ご注意を。
追加情報
トルフィ(シェアタク)乗り場について

「シェアタク乗り場」はどの街でも中心部にあり、その辺の人に聞くと教えてくれるので、迷うことはありません。
タクシーは人が集まったら出発するタイプ…と言っても、僕が行ったときは「集まり待ち」の時間はほぼありませんでした。「タクシー待ち」はあったけど、長くても15~20分くらい。
サンファンのような小さな町へでも、アクセスは思った以上に簡単です。
サンファンには民泊?があるらしい

サンファンの伊藤食堂のお母さんの話によると、日系人で観光客を宿泊させてくれるお宅があるそう。
ネットで探しても出てこなかったけど、サンファンの「日本ボリビア協会」に連絡したら紹介してくれるのかも?興味がある人は聞いてみてください。
僕が泊まったサンファンの宿、遠かったし…。
振替え休日に注意

僕が「オキナワの資料館」に入り損ねた2025年11月3日(月)は、「前日の『死者の日』の振替え休日」でした…。
事前にボリビアの祝日を調べて、それが土日なら「振替え休日がある可能性」も考えて予定を立てたほうがいいでしょう。
オキナワとサンファンの違い


| オキナワ | サンファン | |
| 主な出身地 | 沖縄県 | 長崎県など本土各地 |
| 人口 | 約1万人(日系人1割) | 約1万人(日系人1割弱) |
| 文化 | 沖縄文化が色濃い | 本土の農村文化 |
| 資料館 | 大規模 | やや小規模 |
| 日本語話者 | やや少ない | 多い |
| 町の感じ | 中心部に固まってる? | 郊外に農村が広がる |
オキナワは沖縄文化中心で、町はサンファンよりやや大きい。
サンファンはオキナワより町は小さいけど、郊外に農村が広がっていてエリアが広く、日本語話者も多い、という印象でした。
サンファンの方が日系人が少ないのに日本語話者が多いのは、「小規模なコミュニティ」だったので日本語を話す機会が多かったため。
逆に、オキナワは移民の規模が大きく、都市部(サンタクルス)との交流も盛んで、スペイン語を使う機会が増えたため、日本語話者が減ったと言われています。
動画
VLOGも作りましたので、良ければご覧ください↓。
まとめ

以上、日系移住地のオキナワとサンファンについて書いてみました。
どちらもサンタクルスから近く、頑張れば日帰りもできる距離。アクセスも意外と簡単です。
あまり知られていない、「ボリビアの日本文化」に触れてみてはいかがでしょうか?
それでは、また!
(※為替は現在の時価で計算。1BOB=約23円)

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